途中経過の話

今織っている角帯は、上の写真のような感じで進んでいます。快調…とは言えないスピードです。まだ全体の5分の1にも達していません。まあ、台風の被害やら、他にもいろいろとありましたからね…
季節が急に秋めいてきて、涼しく感じるようになりました。このまま気温も順調に下がってくれば、もう少しはかどるかもしれません。織り始めた当初は、秋ごろにはできればと思っていましたが、まあ特に締め切りもない自分用の品物なので、遅くなっても問題はありません。ここから突貫で進めれば何とか…とも思いますが、そこまでの時間が取れるかな…

以前に載せた途中経過の写真から、柄的なものはほとんど変わりないように見えると思います。それもそのはず、この感じの繰り返しで最後まで織っていく予定です。
ざっくり表現すると、紺色系の無地場の中にベージュ色の細い線が入ってくるという柄ですが、無地のところはただの1色の無地ではなく、紺色と薄いグレーとのかなり細い横段の模様になっています。
これは、普通に織り方を考えると、2色の糸をひたすら小刻みに織っていくことになるのですが、実は少し工夫して糸染めをしているので(糸染めも自分でやりました)、そこまで手間をかけずに表現できます。加えて、その染めの影響で、帯の斜め方向に向かって、淡いですが色の変化が起こっています(写真で伝わるでしょうか・・?)。
とまあ、こんな感じで、少なくとも本人にとっては面白く進展しています。これ、織る前に全て設計できていれば格好いい話だと思いますが、織り始めてから、ああこうなるのか!という驚きが続いているのです。今後も織りながら色々と変化が起こっていくでしょう。

前回に書いていた、町家内の片づけは一旦カタがついて、今はかなり物の整理が行き届いてすっきりとしています。部屋も、上の写真のようなシュッとした感じ(どんな感じ?)になっていて、こういう風景を見ていると、何に使っていけるか、どういう使い方をすれば面白いか、と想像がはかどりますね。
まあ、これもまだ完成形では全然なく、長い道の途中なので、この先もいろいろ変わりながら進んでいくでしょう。今は何事につけ伸びしろを見つけることの大事さを感じています。