知識と経験

知識と経験

約2年前から、奏絲綴苑というところに所属していまして、織る技術を教えてもらっています。上の写真が、現在織り進めているものです。オリジナルの図案というわけではなく、元は絵画で、基本的に描かれている通りに織っています。色のぼかし(グラデーション)、更には「かすみ」という技法をふんだんに使う必要があり、重点的に鍛えられています。(下の方の水面の陰影を描いているのが「かすみ」です。)
今の自分のレベルからすると、たいへんに難しく、とても時間がかかっています。今年の春頃から織り始めて、分量的には、まだあと3分の2ほど残っているのです。絵柄の内容的に、この最初の3分の1が山場だったはずなので、あとは下っていくだけという意識ですが、果たして…

家業の本分は、製造よりも販売なのですが、自分としては、織ること、作ることへの意識が結構大きいなと思います。これは、単に何かを作るということが好きということもありますが、前職での経験も要因にあると思います。前職は、印刷会社の営業でしたが、製造に関わる知識があるということが、随分と身を助けたなと感じています。まあ、そっちとこっちとを同列には語りにくいところもありますが、ものづくりの知識や経験があると確実にプラスになるでしょうから、今後も色々と興味を持っていきたいと思います。

今週は、悪天や雑用などであまり町家の方には行けず、諸々進捗していません。来週から取り返していく所存です。