検証用と多目的室

検証用と多目的室

先週に名刺入れが出来上がり、次の予定を考えていましたが、急遽別のものを織っています。検証用といえるものですが、役目が終わった後は、なにかしらの小物になるかもしれません。
このグラデーションは、うちの帯の定番商品に使われているものです。実際には、色の中に模様や柄が入ったり、他の配色パターンもありますが。このようなある程度抽象的なものの方が、はっきりした具象柄よりも使いやすい、合わせやすいと言われています。
色の自然な移り変わりを表現するには手間がかかりますが、その分制約もほとんどなく自由に作れるので、このあたりが手織りの腕の見せ所でおもしろい所だと思います。

町家の中には、上のような机と椅子が置いてある部屋もあります。これは前の住人が使っていたものではなく、僕が住んでいる家から持ち込まれたもので、最初は無造作に別々のところに置いてありましたが、集めてこのように配置したのでした。この部屋は作業場になったり、休憩スペースになったり、会議室になったりしています。多目的室ですね。最近よく使われていますが、ガスが隣の部屋までしか来ておらず、暖房がつけられないのでこの季節は非常に辛いです。空調設備の改善が望まれています。

土間エリアをちょっと高い視点から撮りました。この町家には、今は使われていない織機やその他道具類が集まっているのに加え、先ほどの机や椅子などのような家から移動させてきたものもあり、つまりは物が多いわけです。これらをいかに整理していくかが、当面の課題であります。