横段とグラデーション

横段とグラデーション

町家での毎日の作業は朝に行っているのですが(大体7時半~9時頃の間)、最近は本当に毎度お馴染み京都の冬という感じで、かなり寒いです。この町家は密閉性が全くないので尚更です。
そんな中、現在はこのようなものを織っています。先週から寒色が続いています。これは、横段(横向きの縞模様)の柄でグラデーションの配色をしたらどうなるかと思い、やってみたものです。ぼかしの表現的には、労力の割に効果はあるなと感じたのですが、どうでしょうか。横段の柄でこういうものはあまり見かけないような気がします。

町家の梁です。建物の二階から撮っています。ここに限らず多くの町家は、二階部分の多くが吹き抜けになっていて、このような梁の構造むき出しの大きな空間があるのが魅力の一つだと思います。
この梁の各々の柱は、太さや形状がまちまちで統一されていないのですが、これは、家を建てる際、元々あった家や他の家に使われていた木材を転用しているからだということで、当時は一般的だったらしいです。現在ではあまり考えられませんね。確かに、かつて木材がはめ込まれていたであろう窪みや溝の跡がほとんどの柱にあります。これで巨大な屋根を支えているのだからすごいものです。

織機がある部屋に置いているスピーカーとアンプです。かなりの年代物で、実家の屋根裏に眠っていたのを持ってきました。これに安物のラジオを繋いで、作業中は常時鳴らしています。FM802派です。