作品と展示会

作品と展示会

以前のこの記事で触れていましたが、所属している奏絲綴苑で織り進めていた綴織の作品がようやく完成しました。去年の3月頃から織り始めたので、ほぼ1年間かかったことになりますね(実質の日にちだと、週1で通っていたので約50日です)。短いようで長い製作期間でした。この作品は絵画を図案にして織ったもので、バリ島の景色が描かれています。

この作品中での、色のぼかしや移り変わりの部分では、ほぼ全てに「かすみ」という技法が使われています。上の写真の左側で、白い色が伸びている部分が特に分かりやすいのですが、こういった「かすみ」を絵の下の方の水面から、上の空の風景まで繰り返し積み上げることで、色の変化のある風景が表現されています。
これの前の作品でも「かすみ」を多く使う作品を織っていたので、合わせて1年半くらいは集中してそればかりやっていたことになり、かなり鍛えられたと感じています。そして同時に、次は(さすがに)また違ったものを学びたいと思っています。
という感じで、織ることの勉強はこれからも継続して、自分のできることの幅を増やすために頑張っていきたいと思います。作って食べていくことへの憧れはありますが、家業を続けていくという本分を忘れないようにしたいと思います。

そして、この作品は、額にキチンと入れてもらって、奏絲綴苑の展示会に出展されます。展示会は、下記の要領で開催されます。

第6回奏絲綴苑展(綴織技術保存会作品展)

平成30年 3月3日(土)~4日(日)
10:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場 ふじたアート
京都市上京区山名町811
(堀川通り今出川一筋上る西入る)

素晴らしい綴織の作品が数多く展示されますし、もちろんこの作品も実際に生でご覧いただきたく思います。ぜひ足をお運びください。