漏ったり巻いたり

漏ったり巻いたり

関東では梅雨明けしたとのことですが、こちらはまだのようです。天気予報を見るともうそろそろなのでは、という感じもしますが。いずれにしても今年は早そうですね。

この間の地震の後、土砂降りの大雨が何回か降ってそれで気づいたことですが、町家での雨漏りの様子が変わったような感じがします。町家では、短時間にまとまった量の雨が降ると、何か所かで雨漏りが起こりますが、地震の後、漏ってくる位置は変わらないのですが、場所ごとの量が変わった気がします。ひどかった所がそうでもなくなっていたり、逆にまだマシだった所が水びたしになっていたり、という具合です。天井や屋根には何も被害はなさそうに見えますが、瓦や天窓に微妙な変化が起こっているのかもしれません。まあ梅雨はもうすぐ明けますが、次の心配事は台風ですね。去年は窓ガラスが割れていますので…

町家での織りは、経糸を継ぐのがようやく終わり、次は帯1本分の経糸を織機に巻き取る作業です(経巻きと言っています)。この経巻き、ちょっとしたミスや手抜きが出来上がりに影響を及ぼす、最後まで気の抜けない作業なのですが、自分でやるにあたり、職人さんにいろいろと話を聞いていると、どうも人によってやり方が違うようなのですね。まあ、それぞれ習う人が違うのだから当たり前だし、絶対確実な正解はないのでしょうが、それでも、たまに製品に難が出る人がいれば、ほとんど出さない人がいるのも事実です。それを左右する要因は何なのだろうかと考えながら少しずつ進めています。また、この経巻きだけではないですが、自分が職人ではないにせよ、技術や知識を継承していく立場なのだし、いろんな作り手の方に話を聞いて、幅広く知見を得たいという思いが強くなっています。というか、聞けるうちに聞いておかないと…ですね。