着るとうれしい

着るとうれしい

帯の製造、販売という和装に関わる商売をしている以上、自身でもなるべく普段の生活で着物を着るべきだろうと個人的には思っています。まあここは人によって考えが分かれるところだとは思いますが…
しかし、なるべく着たいと思っていても、日々の仕事内容的になかなかそうもいかないのが現状で、仕方ないなと思いつつもどこかに着る機会がないか、作れないかと考えています。
これは消費者の方においても同様で、興味があっても、そしてせっかく着物を買っても着ていく機会がないというのはよく聞く話で、機会の創出はまだまだ大きな課題であり続けるのでしょう。

そんな中、この週末はその着る機会を作っていろいろと出かけています。もっと増やしていかないといけないのですが…折しも全国的な猛暑となり、京都では38℃となりました。ここまで厳しい環境になってくると、ある意味修行というか、洋服の方が快適だということを痛感させられますね。
気候が暑い・寒いだけではなく、着物を着る時は、特に普段着慣れていない人にとっては、何らかの我慢みたいなものが必要になってくるのではないかと思いますが、それを補って余りある良いこと・楽しいことがあると、次もまた着ようということに繋がっていくのでしょうね。
僕の個人的な感覚だと、着物を着るとごくごく単純にうれしいものです。これは、普段着慣れていない分、違う自分に変身できるよろこび、みたいなものかもしれません。日常的に着ている人にとってはまた別の感覚があるのでしょうが、それは自分がレベルアップして見つけていきたいものです。