何を宣伝すべきなのか?

何を宣伝すべきなのか?

さて前回、近畿(というか日本)を横断する台風に恐怖を感じていたわけですが、確かに京都の真上を通過しましたし、夜中は強風が吹き荒れていましたが、町家の方は無事でしたね。窓ガラスも割れていなくてホッとしました。多少木枠が歪んでいた気もしますが、気のせいかもしれません。

商品の撮影をしました。前々から色々な用途に使える写真が無いなと思っていたので、即席で環境を作って手元にある商品を一気に写真に収めました。これまであまり意識しませんでしたが、写真を撮るというのは結構疲れますね。素人仕事なんですけど、ちゃんと綺麗に撮ろうとするとすごく集中を必要とすることが分かりました。
ともあれ、これで資料というか素材がたくさん集まりました。何か一つ特定の目的のために行ったわけではないですが、主には宣伝やアピールに使われると思います。

しかし、宣伝するにしても、どのように表現すべきなのかは非常に悩みどころです。極端な言い方をすると、爪掻本綴の帯は、着物業界の衰退、特に嫁入り道具文化の衰退とともに「一度終わった」ものだと思っています。今や市場でもほとんど見かけませんしね。ネットでも見かけるのはオークションぐらいという悲しい状況です。もちろん、お好きな方、お求めになる方はいらっしゃいますが、全体で見ると少数で、一部の範囲で愛されている閉じた状況にあるのだろなあと想像します。

それを浮上させるために、何をどう打ち出せばいいのか悩みます(まあ皆さん悩んでますよね)。かつての好況も長い目で見ると一時の熱狂だったのだなと思いますし、表面的なアピールでは長続きしないだろうなと感じます。息長く評価、支持してもらえるために主張するべきものは何なのか、ということを考えます。
そもそもが大量生産できないものなので、狭く深くやることからの脱却は難しいのかもしれませんが、それでも何かちょっと違うところへ向かう道はないものかと目を凝らして見回しているのが今です。