遅々として進む製作

遅々として進む製作

夏も中盤戦といったところでしょうか。一時よりは最高気温も下がり、灼けつくような空気でもなくなり、夕立もたまに降るようになり、いつもの夏、という感じになってきました。暑さがマシになったことで以前より涼しくなった?という感覚もあり、麻痺してきてるのでは?と自虐的な話題も出たりしますね。暑さにかまけて町家の庭を放置していると、あっという間に生え放題です。猛暑に屈する様子もありません。何も手入れをしていない場所では上の写真のような有様で一面の緑です。継続的に庭の手入れをして維持している人は本当にすごいなあと思います。

町家の作業場の方では、以前から自分用の角帯を織る準備をのろのろと進めてきたのですが、やっと経糸の巻き取りが終わり、横幅の調整に関わる作業も済ませ、本当にやっと織っていく準備が整ったのでした。ここまで長かったですね…
この製作は、織るまでの事前準備と実際に織る作業の実戦練習、そして完成後は、自分で使える実用的な用途と、綴織を色々な人に説明したりアピールする際に実物として見せるための道具としての用途などと、一石で四鳥やそれ以上を狙ったものです。得るものは多いですが、その分自分にとっての課題も多く、慎重に進めてきました。特に事前準備の工程は、全てがこれまでの経験の応用問題といった感じで、時間がかかりましたが何とかクリアできました(できているはず…)。
そして、ここからが織りの段階です。下の写真が少し試し織りをしたものです。どのように織り進めていくかの方針も一応決めたので、これからまたゆっくり進めていこうと思います。というか作業場は暑くてゆっくりにならざるを得ないのですけど…