納めいろいろ

納めいろいろ

織りを習っている奏絲綴苑では、昨日(29日)が織り納めでした。今織っている作品がもう少しで柄の前半部分が終わるところまで到達できそうという状態だったので、何とか今年のうちにキリの良いところまで進めて終わりたいと思い、普通よりもかなり集中して織り進めた結果、何とか目標まで届くことができて、ホッとしてその後上機嫌で織り納めることができました。その分集中がたたったのかかなり疲弊しましたけど。やはり過度に集中するとその分ぐったりと疲れてしまうので、それでペースが乱れないように普段はちょこちょこと短い休みを入れている(そのため作業が遅い)のです。あと、織っているときは普段と違う姿勢で長時間取り組むので、肉体的にも負担がかかります(特に腰に)。それを考えると、やはり職人さんの生産性や集中力はすごいなあと思うと同時に自分なんかはまだまだヤワだなあと感じます。それと、僕の場合は、織り進めることに集中し過ぎると視野が狭くなるのか、ミスや失敗をしていないかの確認が疎かになりがちで、ある程度進めてから振り返ってはたとそれに気付いて結局織り直すということが往々にして起こります。なので一つ一つ手抜かりは無いかを考えながら進めていくのですが、そうすると速度が犠牲になってしまう。スピード向上と安全確認を両立できるようにならないといけない…というのはまあ何にでも言える話ですね。ともあれ、来年からは気分一新後半戦です。

町家で織っている角帯については、たぶん明日(大晦日)も織り進めるでしょう。こちらは織り納めというか仕事納めは関係無い状態ですが、まあこれは半分は趣味の領域と言えるのでそういうものかもしれません。しかし、今の仕事では明確にいつまでが仕事納めで、いつからが仕事始めというのは決まっていませんね。それを特に通知してもいませんし。まあ関係する業者さんはお休みに入っていますし、そもそもお客様から問い合わせなどもないのですが。でもまあ自分の仕事をしようと思えばできる状態ですし、自営業で家業などの小規模のところではこんなものなのでは?という話です。これは個人の好みや考え方によることですが、労働時間や場所などがきっちりと決まっている方が良いか、あるいはそうでない方が良いか。オンオフの区別とかの話にも広がりそうですが、僕はどちらかというと後者のきっちり決まっていない方が好みで、好きな時にやろうと思ったことに取り組める環境が理想的と感じます。これは少数派でしょうか?逆に年末年始は普段よりも時間はあるはずなので、様々新しいことに取り掛かりたいですね。