図案を作っていて思うこと

図案を作っていて思うこと

ここ最近は、図案強化週間だったと言えます。図案ウィークとも言うべきか。ある意味デザインウィーク?

まあそれはさておき、やっと、ちょっくらひと山越えた感じがあります。何せ納期の決まっている話だったので、色々なものが集中しましたし、不測の事態があったとはいえ、職人さんにも急ぎでお願いすることになってしまいました。申し訳ないことです。あとは、無事に織り上がるを待つのみです。

いつも、図案と糸とを職人さんへ手放した後は、期待と不安が入り混じるような気持ちになりますが、今回は割と素直に、織り上がりが早く見たいといった軽めの期待感が占めています。これは、今回の図案が定番品のアレンジで安心感があるからでしょうか。

既にある柄を使うというのは、言ってみれば過去のアイデアの流用なので、わりかし早く仕上がるかしら、と思っていたら、これが意外と悩みました。やはり何かしら、ひとつまみでも新鮮さを入れたくなるもので、それを見つけるのに時間がかかりましたが、結果的には新しいアイデアや、やりたいイメージを盛り込むことができ、ガラッと変化することはないがマンネリも避けられる、良い感じのところに落ち着いたかな?と評価しています。

ところで僕は、こんな風に図案を作ったりしているわけですが、それについての専門的な教育を受けたわけではありません。その是非についてたまに考えることがあります。ちゃんと体系だった知識を身につけた方が表現の幅が広がるのか、あるいは、そういったものに囚われずに発想していく方が良いのか。

まあ一概には言えないと思います。いずれも有利・不利になる可能性はあるでしょう。もちろん、全くの不勉強で臨んでいるわけではなく、自分なりに見て・調べて、それを反映させているつもりですが、やはり雑多な取り込み方というか、つまみ食いの繰り返しになっているのは否めないと感じます。

美術・芸術系の学校に行っていれば、あるいは誰かに師事したり、どこかで修行していればきちんと勉強できていたでしょうか。まあ分かりません。

ただやはり、学んだり教わったりしたことは、あくまでオプションであって正解ではない、ということは肝に銘じておきたいと思います。何が正解かを追い求めると、ドツボにはまりますからね…結局のところ回りまわって、我が道を行くしかない、という、ある種傲慢な結論になるのですよね、これが。