京町家増強

京町家増強

『【特別編】京町家の工事写真展』
http://hattori-t.com/2019/10/26/kyoumachiyanokouzisyasinten/

約3年ほど前から、活用を目指してこつこつと動きを進めていた京町家ですが、今年は大きな変化がありました。
「まちづくりファンド」に選定され、外観部分の改修を行い、刷新されました。
これによって、見た目の印象は大きく改善され、すごく綺麗になりました。

しかし、扉から一歩中に入るとそこは、永年空き家だった建物のままで、率直に言ってぼろぼろです。
ある意味、歴史を感じさせる、雰囲気を醸し出してる、とも言えますが、人の営みに利用するためには、どうしても改修が不可欠な部分が多くあります。
その中の最も重要な1つが、年が変わる前にできあがりました。

できあがったのは、トイレです。

伝統的な町家の造りと同様に、この建物もトイレは母屋の外にあり、今の時代では利用者が不便に感じるだろうということと、それに加えて理由は不明ですが、以前にお住まいの人がトイレの一部を破壊して退去されていて、風化も進み実質的に使用できない状態だったため、母屋の中に新しくトイレをつくったのでした。

新しいトイレは非常に快適で、古い建物の中にいるということを忘れてしまいそうになります(大げさか?)。
設備や造りは今の時代に合わせているので、年季の入った建物の内装とは色々な意味で一線を画していますが、「工房」という活用用途を目指していることを考えると、これも良いのかもしれない、と思います。

この他にも、一部の部屋の床の張替えや、窓の改修、電気配線関係の改善などが行われています。
これで、建物の実用面がかなり増強されたように思います。レベルアップですね。