迫る一発勝負

迫る一発勝負

 

さて、考えています。
やり方は決まりました。難しい方か、まだマシな方か。難しい方をとります。
目指すべきイメージもあります。難しいやり方をちゃんとできれば、そこに到達できるはず。
肝心なのは、自分がちゃんとそれを遂行できるかということです。
ここ最近は、他のことをしているときも、その手順を何度も頭に思い浮かべて繰り返しています。抜かりはないか?誤ってはいないか?
実際に手を動かせる機会は、おそらく多くない…というか多分一度だけだからです。
試すことができればよかったのですが。しかし、日数に限りがあるため、試作をしている暇はないのでした。
近いうちに作業は終わるでしょう。そのときに備えて、できるだけ作戦を練っています。

 

その「お題」を持ち帰っている途中から、制作するためのアイデアはいくつも浮かんできました。
しかし、持ち時間とかかる手間、そして相手が望むものを複雑な天秤にかけていくと、ほとんどのものは却下されました。
そして、これならば成立するかも、というものが僅かに残り。
それを職人さんに相談しに行くと、なんとか形になるかも、というところまで組み立てて下さいました。
御高齢ですが、果敢な職人さん。いつも助けられています。
素早くそこまで辿り着けたのは幸い。そして、あとはこちらの仕事です。

 

最初に「お題」を聞いた時の内容。要は、マンネリを打破すべしということ。
たしかに自らにも思い当たるふしはあって、どうしても放っておくと、確実な方法、確率の高い方向へ向かってしまいがちです。
入口が広く、そして中は霧のようなこの「お題」。
掴みどころはどこか?自前の得意技でなんとかなるか?新しく何が必要なのか?
…このような負荷や刺激が自分の幅を広げるのだ、
といったことに思い至る余裕などなく、頭ぐるぐる大回転のまま、打ち合わせを終え帰途についたのでした。
何かおもしろいものができるのでは?…という小さく不思議な自信を携えて。