もやもやは晴れたか?

もやもやは晴れたか?

前回の記事の続き、というような内容ですが…
前回でのもやもやを解消すべく、いろいろと考えてみました。

『最近のもやもや』
http://hattori-t.com/2020/06/20/saikinnomoyamoya/

総じて言うと、この先のことに思いを馳せて、自分はどのようになるべきか、どのようなものづくりをしていくべきか、という迷いだったのですが、
結論としては、「中途半端になってはいけない」ということです。
言い換えると、可も無く不可も無く、というようなものづくりだけではいけない、ということです。

昔は、業界の景気が良かったので、今と比べるとそれほど労をかけずに物が売れていた、ということを経験者から聞きます。
しかし、そのような時代はもう終わりを迎え、それを経験した人もこの先どんどん業界からいなくなっていきます。
そうすると、残っている人、あるいはこれから入ってくる人は、自ずと物を見る目、選ぶ基準が厳しくなるのでは、と思います。
そうなると、可も無く不可も無いどこか中途半端なもの、単に万人受けしそうなだけのものは、商品を売る人、あるいは使う人に選ばれなくなってしまうだろう、と思います。
中庸なものが不要になることは無いでしょうが、それだけでは厳しいだろう、ということです。

中途半端はいけない。
かと言って、「奇をてらう」ということも何か違うと思います。
「一芸に秀でる」ことも必要かもしれませんが、長続きするかが問題です。
つまりは、極端なことをせずに、際立つ、ということが理想ですが、これは一朝一夕には叶わない高い理想です。積み重ねしかありません。

では何を積み重ねていくのか。
それは、当面は、つくり手としての力だと思い至りました。
と言っても、単に織るための技術だけではなく、その前後の工程についての総合的な知識、そして、図案や配色を生み出すための創造力です。
つくり手の数は、この先減る一方でしょう。新規に入ってくる人もあるでしょうが、それ以上に辞めていく人の方が多いと思います。
そんな中で、「つくる」立場としては、残っていかなければならない、という思いもあります。

仕事のもう一つの側面である「売る」ということも、決して無視はできません。
「良いものをつくれば売れる」とは度々耳する言葉ですが、その考え方だけでは甘く、良いものというのは前提で、それをちゃんと売れるものにしないといけないのだと思います。
そして、売ることというのは自分たちだけで行っているのではなく、顧客やノウハウを持っているその道のプロと協力して成り立っているので、そこできちんと協力できるためにも、今自分が優先すべきは、つくり手として力をつけることだと思います。

 

 

さて、まだまだ考える余地はあるのですが…まとまっていませんね…
もしかしたら、まだ続くかもしれません。。