ペンギンづくり

ペンギンづくり

 

新しい柄をつくっています。
見てのとおり(?)、ペンギンです。
綴の帯でペンギン?という意見もあるかもしれませんが、普通にペンギンもつくります。

振り返ってみると、僕が新しく考える柄は動物のものが多く、古くは、
すずめ

鳥(花食鳥)
くじら
イルカ
ふぐ
そして、今回のペンギンです。
動物シリーズ、と個人的には呼んでいますが、途中から海の生き物が続いているため、水族館シリーズ、とも呼べそうです。

なぜこういった柄をつくり続けるのかというと、単純に「思いつくから」というのが大きな理由になってしまうのですが…
うちのラインナップや、あるいは世の中に「今ない」ものを探っているのかもしれません。
古典柄や売れ線的なものばかりがあっても、何となくつまらないなあ、と感じてしまうのですね。

 

 

今回のペンギンや他の生き物の柄をつくるときは、やっぱり「かわいさ」のある仕上がりにしなくてはいけないので、その動物のフォルム、詰まるところ身体の曲線にはかなり気を遣って図案をつくります。
実際に織るときは、やはり絵と織物は違うので、図案ぴったりの曲線にするのは難しいこともありますが、それでも元の図案が駄目だと、それ以上にはまずならないし、織り手さんにも申し訳ないので、滑らかでそしてかわいげのある形になるように、現在奮闘中です。

なおかつ、無駄に織りにくくならないように、というのが図案づくりの勘所ですが、今回は難易度が高くなるかもしれません。
なぜなら、ペンギンは普通は縦に長い姿の生き物だからです(縦に長い形は綴では難しい)。
易しくする案も考えましたが、今回はそうせず、織り手さんを信じてお願いしようと思っています。なぜなら、その方がかわいいから…!(クレームが来ないか不安…)