引き続き実演と試織

引き続き実演と試織

以前の記事でも触れた、爪掻本綴のオンライン実演ですが、引き続き興味を持って下さる方はいらっしゃって、この間も1件行いました。

綴の実演といえば、昔の景気の良かった時代は、各催事に綴機を持ち込んで職人さんに実演としてもらっていたということですが、今となってはそういう事はほとんど無くなり。うちとしても年に1度あるかないか、というところです。
なので、綴の実演を知らない人、つまりはどのように織られているかを知らない人の方が今は圧倒的に大多数だと思っていて、それに対して、爪掻本綴というものを知る第一歩になれば良いな、という思いでやっています。

これが特に、遠方とのやり取りとなると、お互いに物や人の移動が苦労になりますが、オンラインで行う場合、実際に生で見るのには及ばないかもしれませんが、画面越しでも見せ方や説明の仕方で多くのことを伝えられると思います。

ですので、まだしばらくは活動が制限されることが続くと思われるので、この取り組みは続けていきたいですね。

 

 

以前の記事でも触れた試験織についても、引き続き少しずつ進めています。
ブランクで失っていた勘についても、だんだんと少しずつ戻ってきた感があります。
このような感覚でいると、技術の向上というのは、日々の積み重ねだな、と特に感じます。間が空いたり怠けていたりすると、身に付けた力というのはすぐに落ちてしまうと実感します。

そして、ヨコ糸だけで絵柄を表す綴の場合、中でも全て手織りの爪掻本綴の場合は特に、いかに正しく確実にヨコ糸を織り込めるか、ということの積み重ねだなと思っているので、これは継続でしか維持、そして発展できないと感じます。

自分でもなるべく毎日少しでも織るのを続けていきたいものです。(なかなかそうはいかないのが現実ですが…)