力を発揮したい

力を発揮したい

 

糸の整理を黙々としながら考えます。
この糸たちは、ほとんどがこれまで使われずに部屋の隅に置いたままになっていました。
あらためて並べてみると、良い色も多く、アイデアのきっかけになりそうなものもある。
糸は使ってこそ。部屋の隅で見向きもされないのならまさに死蔵です。
使われるのを待っている。力を出す機会を待っているのだなあ、と。

このコロナ禍において、自分たちのところも確実にダメージを受けています。
しかし、本当に幸いなことに、動けなくなるほどのものではなく、制限されているとはいえ、活動はできています。
つまり、思ったように動くことができない、ということだけで、力が削がれているわけではない。むしろ、力が出せずに困っている。
こういった状態のところ、結構多いのではないかなあ、と思います。
染め屋さんが言っていた「仕事さえあれば、まだまだできるのに」という言葉が、頭によみがえります。
そして、整理されている糸と重ね合わせて、このことを考えていました。
眠っている糸をどう活かせるかは、本当に頭のつかい方次第。
どれだけ考えられるかが、問われているのだと思います。

案の定、というべきか、京都にも緊急事態宣言が出されました。
前回のものに比べると、影響する範囲は小さそうですが、感染拡大が進んでる以上、今まで以上にいろいろと抑制する必要があります。
この抑制によって溜まっていく力を、何らかの形で発揮できるようにならないといけないのですね。