負けない戦い

負けない戦い

 

オリンピックもいよいよ終わろうとしています。
スポーツ観戦は好きなのですが、今回の五輪は自分でも驚くほど見ることができていません。子どもがテレビの画面を別の番組などで占領していた、というのが主な理由ですが…
結果をダイジェストで見て追いかけ続ける、というスタイルのまま終始しそうです。
毎回欠かさず見ていた競泳ですら、リアルタイムではほとんど見れませんでした。今回は選手によって明暗キッパリ分かれた、という感じで、これからの、特に世代交代に期待、というところでしょうか。

今回、個人的に一番興味深かったのは、柔道高藤選手の、前回五輪の結果(銅メダル)を受けての柔道スタイルの変更と、その結実(金メダル)でした。
詳しい考察などがあれば読んでみたいな、と思っていますが、それは簡単にまとめると「勝つ」ための柔道から「負けない」柔道への転換ということでした。
「勝つ」よりも「負けない」方が強い、というのはよく見聞きする意見ですが、これほど分かりやすく結果を出した人の事例があったので、いろいろと調べて考えてしまいました。

今の爪掻本綴をつくるという仕事についても、できる限り僕は続けていきたいのですが、ここでも「勝つ」よりも「負けない」という意識が大事になってくるのでは、と思っています。
そもそも、もはや誰かと勝負して勝ち負けを決めるような状況ではありませんが、強いて言えば時代の流れとの勝負だと感じます。そしてそこで「負けない」ことが、すなわち「続いていく」ことなのだと思います。
そのためにはどうすればいいか。高藤選手は泥臭い戦いに徹して勝利を掴みましたが、同じようなことが必要になってくるのだろうと思います。