美しい色の変化を目指して

美しい色の変化を目指して

 

今週は、京都府の北部、丹後地方へ行ってきました。
「仕事も兼ねて」といった感じです。
好天に恵まれ、ほぼ丸一日、雲1つない快晴でした。
そして、とにかく海が綺麗でした。丹後半島を海沿いにぐるっと回るようなルートでしたが、ものすごく美しく海を見れるところなのだな、と感動しました。
職業柄か、丹後というとやはり、丹後ちりめんをはじめとする織物のイメージが大きかったわけですが、今回の旅路ですっかり「海!」に塗り替えられました。
訪れたのが、緊急事態宣言が解除された直後のタイミングだったので、あまり人出も多くないように見受けられましたが、これから往来が増えてくると、どのようになるのか、という感じですが…
しかしそれでも、今度はもう一度ゆっくり来たいと思えるところです。今回は若干駆け足だったので…

上の写真は、その丹後の海、夕方日が沈んだすぐ後の時間です。
海、空、快晴、ときたら、写真を撮らない理由がありません。
こういう風景をマジックアワーというのでしょうか。
これも職業柄かもしれませんが、このような美しい空、というよりも美しい色の変化を目の当たりにすると、これを織りで表現するにはどうすれば良いだろうか、ということをつい考えてしまいます。
何色必要で、どのような織り方をすれば良いのか、といったことです。
丹後の美しい風景に触れたこともあってか、以前よりも増して、美しいぼかしとはどういうものか、ということについてよく考えます。
人の心を打つもの、そして、着物との組み合わせで気に入ってもらえるもの。
爪掻本綴の技法と美しいぼかしの表現は相性が良いので、そういったものづくりは実現できるはず。
壁はなかなかに高いですが、できるところから近々挑戦してみたいと思っています。