落ち着いてきて、思うこと

落ち着いてきて、思うこと

 

緊急事態宣言が解除されて半月が経ちました。コロナウィルスの感染者数は減少を続け(そろそろ底打ちかもしれませんが)、いろいろな制限、そして社会のムードも緩和されて、外向きの活動も再びできるようになってきました。
ワクチンが普及してきたとはいえ、いつまた状況が悪化してくるか、楽観視ばかりもできないので、今がチャンスと思い、ここぞとばかりにこれまで止めていたいろんな物事を動かし始めています。感染対策に注意を払いながら、各地へも赴いています。
イベントごとなどの催しも徐々に動き始めているように思いますが、肝心の着物を着る人たちのエンジンはこれからかかってくるような感じもします。まだまだ様子見という人が多いのかもしれません。
とはいえ、こちらとしては今後も状況が良化や悪化を繰り返しつつも安定してくることを信じて、いろいろなことを考え実行していく他ありません。今は、外向きの活動をできるだけ積み重ねていきたいところです。

状況が悪く、外向きの活動が制限されていると、必然的にネットでの発信が活発になる…というよりもそれしか方策がなくなります。
そして、そんな中で注目を集めるためには、発信する内容がビジュアル優先にならざるを得ないところがあります。
仕方がないことだし、実際効果はありますが、やはり本質はそこではないよな、と感じます。
ネット上では質感は伝わらないのです。
言葉を尽くして説明しても、やはり文字だけでは限界があり、実際に触れることに勝るものはない。そしてその上で直接言葉で説明をすることで、圧倒的に伝わり方が違ってくる。
ということを今再び、外に出て活動することで痛感しています。
これからの時代、ネットでの発信の重要性は言わずもがなですが、この伝統工芸の世界は、やはりそれだけでは足りないのだろう、と思っています。