日々の制作

ものづくりの日々を切り取ってみました。

夜の鳥獣戯画

鳥獣戯画の柄。

紫根染めによる紫色をベースに配色を組みました。

今回は、地色を濃い紺色に近い色で制作したところ、夜の場面のようになりました。

”夜な”鳥獣戯画…つまりは「夜遊び」でしょうか。

どことなく、妖しい雰囲気が漂っているようにも感じます。

紫という色の妖しさが醸し出されているようにも思えます。

兎と蛙の遊び。

柄の中でもこの2匹の部分は特に細かい仕事が求められますが、タテ糸1本や2本の幅の中で爪を使って柄を織りなす、織り手さんの技が光っています。

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